閉じる  
オーダー家具のインターロックロゴ 技術を楽しもう
前のページ 次のページ
 
 
 
  メラミン見附貼りの加工
 
  2010.01.24

 今回は、材の小口にメラミンを貼る手順を説明したいと思います。
 ウッドテープやフレキテープなどと違って固いので、トリマーなどで加工していかなければなりません。その中でも自分たちなりにこだわっているところがあります。
 その一つは、養生です。
 トリマーで加工するときに、ベアリングがガイドとなるのですが、材に当てる瞬間に回転しているものが急に止められるので傷がついてしまいます。またベアリングの性能自体が落ちてしまった時も原因の一つです。なので、ベアリングが当たるところに養生テープで傷防止のためのカバーするのです。
 まだまだ他にもあるのですが、こういった作業でもこだわりがあるんです。
これは最終仕上げも完了したものです。なんてことないものです が、色々と加工が必要なのです。  
   
見附と棚板です。見附の幅は、棚板の厚みプラス2ミリ担ってい ます。   ゴムのり(接着剤)を吹き付けているところです。均等に吹き付けるように気をつけます。  
   
ゴムのりが塗れました。刷毛で塗ってもいいのですが、スプレーガンの方がきれいに早く塗れます。   棚板のゴムのり吹き付け部分です。余計なところにできるだけゴムのりがつかないよう吹き付けます。  
   
トリマーで目違いを払うときに、ベアリングが当たる部分をマスキングテープで養生します。   養生しないと、こういう傷がつく場合があります。  
トリマーのストレート刃をセットしているところ。直角にしたいところに使います。
 
60度の刃をつけているところ。面を取りたいところに使います。
 
トリマーで目違いを払いました。45度よりも60度の方が小口面が小さくなるので、いつも好んで使います。   こういったペーパーを角材に貼付けたものの方がきれいな直線が出ます。
ペーパーを当てた後、金鋸の刃がついていない方を研いだもので、最終仕上げをしていきます。
 
金鋸を当てることにより、黒いラインがよりきれいに見えます。あとは掃除をして完成です。
 
 
  前のページ 次のページ  
閉じる