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2009.8.27

 いつもは一点物の別注家具が多いのですが、時々数ものの仕事をやるときもあります。
 今回は某小学校の教室の収納家具ですが、27教室あるので、結構なボリュームがあります。
 芯材をカットするところや、のりを塗る作業から通常のやり方とを変えてやっていかないと時間がかかりすぎてしまうため、下記のように工夫をしていきました。
 一枚あたり一秒違っても、千枚あれば千秒も変わってしまいます。そのあたりが数物の怖さですよね。
 二人で二ヶ月くらいの量ですが、工夫をしてなんとか乗り切ってください。
 当然仕上がりも大事ですよ。荒井君、白神君。

ひたすら芯をくんでいく白神君。数ものをする時はあまり考えず、機械のように流れ作業になっていく事が大事。  
   
パネルソーを使って20本を一気に切ります。その他にも工夫はしているのですが、これにより時間と体力が節約できます。   カットされた芯材。この写真では写りきっていないですが、ものすごい量になりました。  
   
作業台の上の部材や道具も無駄がないように配置していきます。この配置と方法で約76分短縮できました。   これがのり塗り機。これを使うと使わないとでは、かかる時間は何倍も変わります。  
   
こうやって組んだ芯材を差し込みます。(それまでにいろいろと調整等があるのですが.....)   反対側で出てきたものを受け取ります。ただそれでけです。その芯材にベニヤを貼付け、プレスで圧着します。  
 
これは組み上がったばかりの芯。これは一部なのですが、この量の箱を組んでいくとなるとまた工夫しなくては.....。   まだまだ組まなければいけない芯が沢山あります。がんばれ!!白神君、荒井君。
 
 
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