2009.2.22 　白神君が豆鉋作りに挑戦しました。（ここ最近仕事があまりにも忙しくて、こういった内容のものが出せてなくすみませんでした...） 　最近の店舗什器や家具等にはあまり出番がないかもしれませんが、こういったものを作るのも職人としても良い経験が出来るのではないかと思い、空いている時間を使って彼らにやってもらっています。（やらされてる？のかなあ....） 　前にも反り台鉋をつくってもらいましたが、最近の職人さんたちは、自分で台を作れる人も減ってきました（特に自分達の様な店舗什器やフラッシュ家具を主に作っているところは）。 納期がないので鉋を作っている間がないと言うのが本音でしょうが...。　 　 でもこういうことも結果的にはプラスになると思っていますので、これからもどんどんやっていってくつもりです（やらされてるのではなくね。「エンジョイテクニック！技を楽しもう！」で）。 今回は自作の豆鉋に挑戦しました。この写真で見る限りではいい出来だと思いますが、さてうまくいったでしょうか？       台になる赤樫（？）と道具屋さんで中古で手に入れてきた鉋刃です。   台に鉋刃を収める所に印を付けた状態。この位置によって鉋の出来、不出来が決まっていきます。慎重にね。       掘込むと何となく形に見えてきました。   刃口を開けたところです。後は台の調整をすれば......。       完成です。見た目にも可愛いと、制作者の白神君自身も気に入っていました。   刃口面です。なかなかきれいに仕上がっていました。     さあ試し削りです。本人はうす削りに挑戦といっていましたが...（そんなすぐには無理と違うかな？）。   削っている木は米ヒバなので、削り心地はいいです。しかし薄削りとまでは.....。     こんな感じで削れました。まあ薄削りにはほど遠いですが、普通には使えるようになりそうです。   刃の調整をもう少しすればもっと良い削りが出来ると思います。がんばれ！！