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  case12「トリマー(ルータ)の刃」
 
技術を楽しもう   2008.09.20

 職人やアマチュアの方などは皆さんご存知ですが、設計士さんやデザイナーさんにはあまり知らない方が多いようなので(ご存知でしたらすみません)、道具や家具の制作に際する知識などについての話をこれからご紹介していこうと思っています。
 まず今回はトリマー(ルーター)の刃です。家具を作るにはなくてはならない道具のひとつです。これがないととんでもなく時間がかかってしまう事が多いのです。
 下記の写真等を見て頂けたらどんなものかわかっていただけると思いますが、様々な形のものや、様々な用途のものがあるんです。主に使うのは、目地払い用ですが(ストレートタイプ、60度タイプ)、テーブルの角をボーズ面に取るのにもよくつかいます。
  全てを書くのはここでは難しいので、とりあえずはこんなものですというのがわかっていただけたら幸いです。
これはトリマーの刃です。いろんな種類があります。トリマーの刃の軸は6ミリ、ルーターの刃の軸は主に12ミリ(8ミリもある)。  
   
10Rのボーズ面を取るための刃です。   サジ面用。ギンナン面用などもあります。他にもたくさん.....。  
   
45度の面がとれる刃です(いつもは替え刃タイプのものを使っています)。おおきな切り面などを取るのに使います。   ストレートタイプの目地払い用。上側にベアリングがついているのが特長です。  
   
トリマーに装着された、ストレートの目地はらい用の刃。
すぐに切れる刃に交換出来る様に替え刃タイプを使っています。
  テーブルのトップに、メラミン材を貼ったものです。この出ている部分をトリマーで取り除きます。(目地はらい刃60度を使用)  
   
取り除いているところ。水色の養生テープを貼っているのは、ベアリングによる傷を無くすためです。   60度の面に目地がはらえました。このあとペーパーなどで仕上げていきます。  
     
これはサンメントという既製品ですが、こういうのも別注の刃で加工したり、色々な刃を組み合わせて仕上げていきます。      
 
 
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